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2010.08.31 Tue

忘れかけてた「アネラのラブリー・ハワイアンVol.5」、復活しますよー!

みなさん、その後ハワイ語の母音やファルセットは練習してますか?

裏声は、ため息まじりの声でしたよね。あくびじゃない所がポイントですよ~っと!


今日は、本来なら母音のリエゾンについて、お話する予定でしたね。
でも、ホイケ(発表会)が近いこともあって、急きょ変更します。

というわけで今回は、人前での演奏に役立ちそうな、歌の節回しについてお話します。


さて、いきなり今日のお題ですが、

*人に感動をあたえる歌い方って、どんな要素でなりたっているのでしょう?

よく、気持ちを込めて…なんて言いますが、気持ちさえ込めれば上手く歌えるのでしょうか?

クサくなり過ぎたりはしないのでしょうか?

また、ちゃんと気持ちを込めてるつもりなのに上手く伝えられない人はどうすれば良いのでしょう?


…答えは、

気持ちを込めても下手な歌は下手なままです。

クサくなり過ぎて、いやらしく聞こえる場合…多々あります。
決してクサ過ぎないのに、ちゃんと感動をあたえるのが芸術性の高い演奏です。

気持ちを込めたつもりでも人に伝わっていない場合は、気持ちが足りないのではなく、伝えかた自体が間違っているのです。


では、その打開策は?


答えはカンタン。


「気持ちを上手に伝えるためのワザ」を身に付ければ良いのです。


たいていのプロは、歌っているとき雑念などは抱いていません。
すなわち、何にも考えず、無の精神状態で伝えているのです。

哀しい歌があったとします。

もし本当にいちいち共感して悲嘆にくれなければ伝わらないのなら、上手い歌手ほどたくさん泣いているコトになります。
ステージ上で号泣なんかしてごらんなさい、歌えたもんではありませんよね。
美空ひばりさんみたいに、涙をこぼしながらもちゃんと歌い切るなんて、天才だけが成せる業だと思います。
しかも、そんな彼女ですらステージで号泣まではしていません。
歌手とは、どんな哀しい歌であっても、一歩引いて客観的な次元から淡々と気持ちを伝える「感情の通訳」みたいな存在でなくてはなりません。

ですから、その通訳的なテクニックを分析→研究→練習→習得する必要があります。

ところで、「テクニックより心!」

…この名言は、本番のステージ上で大いに効果を発揮するとして、日々の練習のときは(今より上手くなりたいなら)、やっぱりテクニックを磨く地道な努力や、研究・分析を怠るわけには行きませんよね。


では、その最強のテクニックを一つご紹介します。

今日は、歌の「強弱」にポイントを絞って、とっておきのワザをお教えしますね!


みなさんは「クレッシェンド」って聞いたことありますか?

演奏のワザの一つで、意味は「だんだん(ボリュームを)強くする」でしたよね。
一般的に、サビなどの盛り上がりの直前にこのワザをかけ、サビ以降のメロディを強調しモチーフを膨らませます。

うまく使えば、めちゃくちゃ効果的です!
気持ち、伝わる歌が、ばっちり歌えるようになりますよ!

このクレッシェンド、しかし、実際は「だんだん強く」は間違いなのです。。。


「だんだん」の前に、

「ほんの一瞬だけ、いったん強く出てから…」
というオマケが、実はついていたのです。。。

学校の音楽の授業では、だんだん強く=弱弱pp→弱p→中音量→強f→強強ff

のように習って来た方がほとんどだと思います。

ところが、実際にプロが歌う(または演奏する)ときは、以下の手順で進めて行きます。

強強ff→弱弱pp→弱p→中音量→強f→強強ff

のように、まずフォルテッシモから始めて行きます。
そしてすぐさま直後にピアニッシモに落とすのです!

推移の過程にかける時間は、拍の長さや曲のテンポにもよりますが、大体はほんの一瞬だけです。
一瞬一瞬の連続を、出来るだけなめらかに移動して行きます。
また、声が途切れてしまってはいけません。


さあ~みなさん、お分かり戴けましたでしょうか?

このワザをちゃんと使いこなせれば、ぐっとメリハリのある歌が歌えるようになります!

練習のポイントは、音量をを変える度合いを大げさにすること。「あー」などの母音で、10秒くらいかけて行います。

プロがみんな、一人残らずこのワザを使っているとは言い切れませんが、少なくとも世界的に一般化されたメソッドであることは間違いありません。

言語の壁が厚いハワイアン音楽の中では、特にこの方法論は大いに期待できることと思っています。
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【2010/09/07 10:12】URL | ちか #-[ 編集]
先生、こんにちは!

ため息での高音練習、怠ってました―。
また、続けていかなくては!

今回のワザも、やってみると、なかなか自然に行かないですね。

ホ・イケの曲のエンディングで生かせそうなので、レッスンでまた教わりたいです。

ジャン!♪の決めのポーズも決まらなくて…
練習ラストの土曜日、頑張りたいです(^-^)
よろしくお願いします。
【2010/09/08 07:41】URL | アネラ #-[ 編集]
ちかさん
そうなんです!まさに、ホイケの曲のエンディングで活かせるパターンなんです!
ちかさんのグループは、第二部のトリ(最後)です。
本番まであと一回の貴重なレッスン、今のうちに何でも質問しちゃってくださいね~














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プロフィール

ハワイアン シンガー Anella アネラ

Author:ハワイアン シンガー Anella アネラ
『第一回ハワイ・ミュージック・アワード・ジャパン』(HMAJ)2015日本ハワイアン アルバム最優秀賞。
ナホク ハノハノ アワード最優秀アルバム賞ファイナリスト。
『ハワイ・ミュージック・アワード2006最優秀アルバム賞』グランプリ受賞。
'Hawaii Music Awards' winner.
2007江ノ島音楽祭『ベストボーカリスト賞』
日本最大規模のウクレレHo'ikeを毎年主催。
アネラ ソロ アルバム第2作”Anella"好評発売中。
■誕生日/7月4日
■出身大学/早稲田大学
■好きな食べ物/白いごはん
■職業/ハワイアン歌手 ミュージシャン、ウクレレ奏者、プロデューサー、声優、司会
■役職/(株)鴻池プロダクション取締役
■レッスン/カイノア ミュージック アカデミー講師として関東中心にウクレレ&ハワイアン・ヴォーカルを指導中
■FMブルー湘南「鴻池薫&アネラのフライデー・ナイト・ハワイアン」レギュラー出演中
■レディオ湘南「ざいつきげんの音楽鍋」FM83.1MHz 19:00~20:00 2006年4月~2007年3月まで出演
■CD/ラッツパック レコードより発売中
・鴻池 薫ソロCD「カイノア~きらめく海を見つめて」2000年作
・鴻池薫フィーチャリング「カイノア ソウル フレンズ」2002年作
・『KAINOA-BLUES-ROCK-FRIENS』が『ハワイ・ミュージック・アワード2007』にて受賞
■アネラ ソロCD「天使の住む島/アネラ」(SPIRIT OF J LABEL SJCD-0001)
・2005年9月作。『ハワイ ミュージック アワード2006』で『インターナショナル ハワイアン アルバム賞』グランプリ受賞。
江ノ島音楽祭ベスト・ボーカル賞受賞。
・セカンド アルバム『Anella』で『ナ ホク ハノハノ アワード(Na Hoku Hanohano Awards)2015』最優秀アルバム賞ファイナリストに選ばれ、同年『第一回Hawaii Music Awards Japan』にて2015年 日本ハワイアン アルバム最優秀賞グランプリに輝く。

CD

天使の住む島
定価\1,680
鴻池ファミリーの秘蔵っ子シンガー・アネラ。鮮烈なボイスとサウンドでソロ・デビュー!!

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